書籍

- 発売日
- 2016年04月15日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-83035-3
なぜ韓国外交は日本に敗れたのか
激変する東アジアの国家勢力図
著者 | 武貞秀士著 《拓殖大学客員教授》 |
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主な著作 | 『東アジア動乱』(集英社) |
税込価格 | 858円(本体価格780円) |
内容 | 朝鮮半島の未来はどうなるのか? 「北朝鮮による併合」が著者の答えだ。韓国内の世相や外交事情も論じながら10年後の未来を徹底分析。 |
急転直下の「日韓合意」直後に実施された北朝鮮の水爆実験、そして「中韓蜜月」の終わりへ――わずか数カ月で激変した東アジアの勢力争いの本質を見逃すな!
反日政策を貫く朴槿恵政権が続くかぎり、解決の糸口すらみえなかった従軍慰安婦問題。だからこそ、2015年末の「日韓合意」は両国民に衝撃を与えた。合意によってボールは韓国に投げられたが、国家の名誉にかけて韓国をその合意を守れるかどうか、日本人は注目している。
一見すると、感情で動いているかのような韓国外交だが、じつは合理的な戦略に基づいた判断を行なっている、と武貞氏はいう。中国の台頭、日本の衰退という状況下、自信をつけた李明博政権が目論んだ「日本外し」。もちろん朴槿恵政権も、その方針をしっかり受け継いだ。
しかし、どこでその勝算は狂い、韓国は「日韓合意」へと舵を切ったのか。その背景を丹念に検証しながら、日本、韓国、中国、北朝鮮、そしてアメリカというアクターたちが、今後、極東で演じる勢力争いの構図を本書は描き出していく。
そこで、わが国のとるべき国家戦略がなぜ「強すぎる日本」なのか、ということも、読了後、腑に落ちることだろう。日韓の軍事・外交情勢を知り尽くした専門家が、日韓関係の現在地と未来を語り尽くした。
<目次>
第1章 画期的だった「日韓合意」の背景
第2章 李明博政権から始まった「日本外し」
第3章 異変を起こしはじめた韓国経済
第4章 そして朴槿恵政権は「反日」をあきらめた
第5章 数カ月で激変した東アジアの国家勢力図
終章 いまこそ「強すぎる日本」を建設せよ
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