書籍
- 発売日
- 2017年04月14日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-83582-2
震災が起きた後で死なないために
「避難所にテント村」という選択肢
著者 | 野口健著 《アルピニスト》 |
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主な著作 | 『世界遺産にされて富士山は泣いている』(PHP研究所) |
税込価格 | 968円(本体価格880円) |
内容 | 日本の避難所はソマリア以下 !? 熊本大地震、東日本大震災などでの支援を通して見えてきた、「生命を守る」ために知っておくべきこと。 |
えっ、日本の避難所は、ソマリア以下!?
東日本大震災の際には寝袋支援などを行ない、2015年には「野口健ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げ、2016年の熊本地震では「テント村」の開設に取り組んだ著者。災害支援に取り組む中で知ったのは「日本の避難所は、ソマリア難民キャンプにも劣る」という現実だった……。
じつは難民キャンプなど人道支援で、居住空間やトイレの数など「最低限これらの条件は守らなくてはいけない」スフィア基準という国際基準が定められているのだが、残念ながら、日本の避難所はその基準を満たせないことが多いのだ。
避難生活で命を落とす人も続出する状況を、どうするか。そして、大切な生命を守るために何が必要で、日頃からいかに備えるか。
著者のこれまでの支援活動で得られた教訓、被災者や避難所の現実、そして人と人のふれあいがもたらす感動の物語などを、笑いあり涙ありの豊富なエピソードとともに紹介。
「生きのびる」ために、日本人として知っておきたい真実と必須情報を伝える必読の書。
【目次より】
●第一章 東日本大震災で知ったこと
●第二章 ネパール大地震で体験したこと
●第三章 熊本地震「益城町テント村」はいかにしてできたのか
●第四章 日本の避難所はなぜ「ソマリア以下」なのか
●第五章 日本一笑顔の多い避難所をめざして
●第六章 避難所に「テント村」という選択肢を
●第七章 生きのびる力をつけよう
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