書籍
- 発売日
- 2017年10月13日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-83695-9
クルマを捨ててこそ地方は甦る
著者 | 藤井聡著 《京都大学教授、内閣官房参与》 |
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主な著作 | 『超インフラ論』(PHP研究所) |
税込価格 | 946円(本体価格860円) |
内容 | 「地方にクルマは不可欠」という常識こそが地方を壊していた! 気づかない都市は衰滅するだけ。多くの成功事例を紹介する画期的地方論! |
「私の町ではクルマが必需品」は勘違い! 気がついた都市は、もう変わり始めている。
日本人のほとんどが、田舎ではクルマなしには生きていけないと考えている。ゆえに、日本の地方都市は「クルマ」が前提になってできあがっている。しかし、今、地方が「疲弊」している最大の原因は、まさにこの、地方社会が「クルマに依存しきっている」という点にある、という「真実」は、ほとんど知られていない。
本書では、そうした「クルマ依存」がもたらす弊害を理論的に明らかにした上で、富山市のLRT(ライト・レイル・トランジット)導入を中心とした「交通まちづくり」の例や、川越の歩行者天国、京都市の「歩くまち京都」の取り組み事例など多数の事例を参考に、「脱クルマ」を通して地方を活性化していく驚くべき手法を紹介する。
【目次より】
●第1章 道からクルマを追い出せば、人が溢れる
●第2章 クルマが地方を衰退させた
●第3章 クルマを締め出しても、混乱しない
●第4章 「道」にLRTをつくって、地方を活性化する
●第5章 「クルマ利用は、ほどほどに。」──マーケティングの巨大な力
●終章 クルマと「賢く」つきあうために
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