結婚は、運。
発売日
2017年09月11日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-83860-1

結婚は、運。
夫婦、この不思議な関係

著者 曽野綾子著 《作家》
主な著作 『人間の分際』(幻冬舎)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 結婚で幸せになれるかどうか51%以上は運!? 曽野流・体験的「夫婦生活」の知恵。夫・三浦朱門との最後の日々の日記も収録し新装復刊。



 夫婦の生活が幸福なら人生は信頼するに足りるものとなり、夫婦の生活に憎悪が入り込んでくれば現世は懐疑に満ちた世界になる。極限の愛から一方の裏切りによって極限の憎しみへ。亡くなれば極限の喪失感へ――本書は、結婚で幸せになれるかなれないか、自身の体験をまじえて綴った名エッセイの新装復刊版。

 「狭量な夫は、家庭の暗さの原因になる」「結婚式の相談で相手が嫌になって破断したというのは、災いを最小限にくいとめた幸運と思うべき」「人が本気で気にしていることは、どんな喧嘩の最中でも言ってはいけない」「結婚を望むと言いながら、会わない前に条件をつける人は、結婚ではなく商取引を望んでいるだけ」など、読者の結婚と人生の参考になる知恵がつまっている。

 夫・三浦朱門氏を今年2月に空の上に送った著者が最後の日々を書いた「忘れるための月日」を巻頭に特別収録。亡くなってもなお変わらないおしどり夫婦ぶりが伝わってくる。