世界は足し算でできている
発売日
2018年11月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-84185-4

世界は足し算でできている
古代ギリシャからコンピューターまで

著者 桜井進著 《サイエンスナビゲーター》
主な著作 面白くて眠れなくなる数学』(PHP研究所)
税込価格 1,870円(本体価格1,700円)
内容 古代ギリシャのアルキメデスから現代のコンピューターまで。2000年に及ぶ方程式の旅が、人類の歴史を変えた――。



 アルキメデスに始まった「計算」の夢は、数学者の知のリレーを経てIT化された社会を生む――。

 2000年に及ぶ方程式の旅が、人類の歴史を変えた。

 現代の風景、それはスマホとともにある日常です。もはや現代人はインターネットとスマホなしの生活は考えられない状況に置かれています。

 電話、住所録、音楽・動画再生、写真・動画撮影、文書編集、表計算、……をマルチタスクでこなす魔法の箱──スマホの正体はコンピューターすなわち電子計算機です。現代人の日常を支えるスマホ、それは足し算という計算が支えているということです。この驚くべき世界を誰が予想したでしょうか(本書の「はじめに」より)。

 【本書の目次より】
●はじめに 
●第1章 足し算の風景 
●第2章 かけ算が足し算に変わるまで 
●第3章 関・ベルヌーイの公式への道 
●第4章 人は足すことをやめない 
●第5章 驚異の足し算「ゼータ関数」 
●第6章 そして、コンピューターが誕生する 
●おわりに