「ものの言い方」「文章の書き方」を知らずに大人になった人へ
発売日
2018年12月18日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-84197-7

「ものの言い方」「文章の書き方」を知らずに大人になった人へ

著者 清水克彦著 《文化放送プロデューサー》
主な著作 頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 謝る時、「すみません」で済まさず「ご指摘の通りです。考えが及びませんでした」くらいは言おう。話し方・書き方両方詰め込んだ一冊。



 たとえば、仕事の相手が言っていることが納得できないとき。「それは違うと思います」などと言えば角が立つ。でも、相手に合わせてしまうのも考えもの。こういうときに、「なるほど。そのあたりは見方が分かれるところですね」と言うことができれば、相手との関係を損なわずに、自分の意見を主張することができる。

 一方、文章を書くときに身につけておきたいルールの一つに、「一文一義の鉄則」がある。「一つの文章の中に、載せる情報は一つだけ」というものだ。一つの文章に情報を二つ以上載せると、わかりづらい文章になってしまうのである。このような、大人なら知っておきたい「物の言い方」と、社会人に求められる文章力の基本が、一冊でばっちり身につくのが本書である。

 在京ラジオ局のプロデューサーであり、現在京都大学大学院にも在学中である著者は、「話せて書ければ一生安泰」と言い切る。「近い将来、どんなに労働環境が変わっても、ものの言い方、文章の書き方がしっかりできている人は生き残っていきます」。本書を読めば、一生を支える確かな武器が手に入る!