星を抱いた男
発売日
2020年06月26日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-84542-5

星を抱いた男
経営者にしてオペラ歌手、世歌勳・小栗成男という生き方

著者 松下隆一著 《作家、脚本家》
主な著作 その男、日本を変える』、『異端児』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 経営者でありながら、50歳を過ぎて一念発起しオペラ歌手として活躍する男がいる。やりたいことをやり、手に入れてきた男の生き方。



 経営者でありながら、テノール歌手としてカーネギーの舞台に立った男がいる!

 その男の名は小栗成男。名古屋で自動車販売会社を経営し、名古屋市の教育委員にも名を連ねている。

 小栗の人生は挫折と屈辱の連続であった。しかしそれを糧にしてトップセールスマンとなり、経営者となり、まわりからの目を気にすることなく50を過ぎてテノール歌手への挑戦を続けてきた。

 著者の松下隆一は小栗を見てこう語る。

 「自分自身の本来あるべき姿、自分を偽らない生き方。小栗成男はそのために─彼の言葉を借りるのなら─『身体がふるえて全部血が抜けるくらいつらかった』という切実なる想いから解放されるために、無謀だと言われる挑戦をしなければならなかった。あなたが、自分を変えたい、閉塞感から抜け出したい、ささやかでも“誰か”のために生きたいというのなら、小栗成男の生き方をヒントにすれば、その望みはかなうかもしれない」と。

 挫折も屈辱も糧にして、底抜けに明るく挑戦する男の生き方に学べ。