人はいつか死ぬのだから
発売日
2020年12月08日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-84832-7

人はいつか死ぬのだから
小さな「気づき」は人生の恵み

著者 鈴木秀子著 《聖心会シスター》
主な著作 『世界でたったひとりの自分を大切にする』(文響社)
税込価格 1,353円(本体価格1,230円)
内容 死にゆく人々の看取りと、悩める人々に寄り添い続けているシスターがコロナ禍に語る「いまを生きる」ヒント。人生で本当に大切なこと。



 この世に生まれ出た人間に、必ず訪れる「死」。人は誰でもそのことを知っているはずなのに、ほとんどの人は、「まだ大丈夫」「自分にはまだ来ない」と思って生きているのではないでしょうか。しかし、コロナ禍のいま、まだ元気だった人のあっけない死や自死のニュースを耳にして、誰もが死を身近に感じたはずです。

 本書は、悩みを抱えた人からの相談や特に死が近づいた人の看取りとその家族の心に寄り添い、祈ることに長年、力を注いできた聖心会シスターが、「生きているあいだに、本当に大切にすべきことは何か」を、これまでの貴重な体験をもとに語ったものです。

 死ぬときになって後悔しないように、思い込みから閉ざしていた心を開くこと、当たり前と思っていたことのかけがえのなさに気づくこと、いま生かされていることに感謝することなどに思い至らせてくれます。何気ない毎日をもっと幸せに生きられる秘訣を教えてくれる、人生の必読書です。