2030年に勝ち残る日本企業
発売日
2021年08月18日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-85003-0

2030年に勝ち残る日本企業

著者 山本康正著 《京都大学大学院特任准教授》
主な著作 『2025年を制覇する破壊的企業』(SB新書)
税込価格 957円(本体価格870円)
内容 GAFAを代表格とする「ディスラプター(破壊者)」が市場を作り変えている今、日本企業が取るべき次なる戦略を業界ごとに示す。



 GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)をはじめとする米国のテクノロジー企業や、いずれGAFAのような巨大企業に成長する可能性を秘めたベンチャー企業には、共通する特徴があります。次の三つのメガトレンドに準じたビジネスを展開していることです。

 (1)データを制するものが未来を制す

 (2)業界の壁を越える(コングロマリット化)

 (3)ハード/ソフトではなく体験が軸になる

 そして、この三つのメガトレンドは、これから5年、10年と続くトレンドでもあります。

 (中略)

 本書では、日本の主要な業界における三つのメガトレンドの影響を深掘りし、具体的に、「どのような企業が、どんなサービスを手がけているのか」「これから先、日本企業が生き残るためには、どのような対応や施策を行なえばよいのか」について、お話ししていきます。できる限り、日本企業の取り組みや事例も紹介しています。

 単に危機感を煽るような未来予測ではなく、グローバルなトレンドに乗って事業を成長させるための方策も示すことを目的としています。――本書「はじめに」より