入門 Web3とブロックチェーン
発売日
2022年07月15日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-85238-6

入門 Web3とブロックチェーン

著者 山本康正著 《京都大学大学院客員教授》
主な著作 『2025年を制覇する破壊的企業』(SB新書)
税込価格 1,023円(本体価格930円)
内容 暗号資産やNFTに留まらず、民主主義の形まで変えてしまうかもしれないWeb3(ブロックチェーンの社会実装)の可能性を解説。



 2022年に入って頻繁に耳にするようなったバズワード「Web3(Web3.0/ウェブスリー)」。NFT、DeFi、DAOなど、様々な関連ワードも飛び交っているが、端的に言えば、Web3とは「ブロックチェーンを活用した次世代のWeb」のことだ。

 ブロックチェーンは暗号資産(仮想通貨)を生み出したことで知られるが、まだまだ大きな可能性を秘めている。クリエイターとファンの関係を変えたり、会社と従業員の関係を変えたり、消費者と企業の関係を変えたり、さらに選挙や国家の形まで変えてしまうかもしれない。その変化を予測しておくことは重要だ。

 一方、過剰に理想論的に語られることも多いという問題もある。正しく未来を予測するためには、技術に基づいた冷静な視点が必要だ。

 本書では、世界のテクノロジーの動向をウォッチし続ける著者が、Web3のブームの虚実を解説する。

 スタンフォード大学・筒井清輝教授との特別対談も収録。