書籍
- 発売日
- 2021年11月16日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-85072-6
トランプvsバイデン
「冷たい内戦」と「危機の20年」の狭間
著者 | 村田晃嗣著 《同志社大学法学部教授》 |
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主な著作 | 『大統領の挫折』(有斐閣) |
税込価格 | 1,089円(本体価格990円) |
内容 | トランプ政権亡き後もトランプ主義は生きている。貧富の格差、宗教、人種の軋轢と分断。歴代大統領の系譜から浮上するアメリカの闇。 |
トランプ登場の背景と原動力は? トランプ政権からバイデン政権へと、アメリカの政治と外交、社会の何が変化し何が継続しているのか? 米中関係は第二の冷戦となるのか? 日本はそれとどう向き合うのか? 政治状況が不透明な時、人はしばしば歴史をふり返る。歴史に循環(サイクル)を見出す者、歴史に類型(タイポロジー)を求める者、歴史に類似(アナロジー)を問う者。著者は歴史のアナロジーにより以上の問いを考え、バイデン政権下での「冷たい内戦」や米中関係、日米関係を考察する。日本は、アメリカのいかなる政権に対しても常に、われわれの立場やアジアの事情をアメリカのアジア政策に反映すべく、ネットワークを駆使して働きかけなければならない。「トランプのアメリカ」vs「バイデンのアメリカ」を軸に、歴代政権が直面してきた三つのバランス・オブ・パワー――三権分立、社会の諸勢力の変化、国際的な力学を分析し、わが国の針路を明らかにする。
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