書籍

- 発売日
- 2021年12月14日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-85145-7
タリバンの眼(め)
戦場で考えた
著者 | 佐藤和孝著 《ジャーナリスト》 |
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主な著作 | 『戦場でメシを食う』(新潮新書) |
税込価格 | 968円(本体価格880円) |
内容 | 彼らはただのテロリストなのか? 現場の視点に立ったアフガニスタンのリアルを40年以上の取材経験を持つ戦場ジャーナリストが記す。 |
2021年、イスラム主義組織のタリバンがアフガニスタンの首都カブールを制圧した。01年、アメリカ・イギリスのアフガニスタン空爆から20年後のことだ。アメリカ軍のアフガニスタン撤退は、1955年から75年まで同じく20年を費やしたベトナム戦争以来の「完全敗北」。歴史の大転換点といってよい。アメリカは、いったい何を間違えたのか。そして民主主義による統治に替わってタリバンの暫定政権が発足すると、欧米のメディアは一様に「女性差別」「人権抑圧」について報じ、タリバンを前近代の遅れた存在と見なした。21世紀の民主主義の眼から見れば、そういう話になるのだろう。だが、われわれが日本の歴史を顧みたとき、いまアフガニスタンで起きていることに思い当たる節があるのではないか。ソ連のアフガニスタン侵攻から40年間、この地を幾度も訪れて戦争の現場を見つめ、考え抜いたジャーナリストが、コロナ下の「鎖国」に慣れきった日本人を目覚めさせる。
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