書籍

- 発売日
- 2022年07月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-85251-5
世界史としての「大東亜戦争」
著者 | 細谷雄一編著 《慶應義塾大学法学部教授》 |
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主な著作 | 『国際秩序』(中公新書) |
税込価格 | 1,078円(本体価格980円) |
内容 | 「ドイツはチェコ支援阻止のために日本と手を結んだ」「15年戦争史観から51年戦争史観へ」。国際史の視座で先の大戦を捉え直す。 |
本書は「大東亜戦争」を、日本史や日米関係史の視座、あるいはアメリカ政府の視座である「太平洋史観」から解放し、さらには戦前の日本が戦争の肯定を試みた「大東亜戦争史観」からも解放して、国際史の視点から再検討する試みである。
例えば中西寛氏は1890年を20世紀の起点に置く歴史観を提唱し、大木毅氏は当初日本よりも中国との関係を重視していたドイツが日本と手を結んだ経緯を綴る。重層的な視点から「複合戦争」の全体像を俯瞰する。
●細谷雄一[五一年戦争史観]
●中西 寛[20世紀史のなかの第二次世界大戦]
●松浦正孝[日本にとって大東亜戦争とは]
●森山 優[日米開戦という選択]
●村田晃嗣[ローズヴェルトの世界戦略]
●アントニー・ベスト[イギリスの対日観]
●家近亮子[蒋介石の外交戦略]
●大木 毅 [ドイツの「転換」]
●花田智之[スターリンの対日戦略]
●宮下雄一郎[ド・ゴールの闘い]
●加藤聖文[戦後の東アジア]
●小谷 賢[日米英のインテリジェンス]
●リチャード・オヴァリー[民主主義の「勝利」と限界]
●板橋拓己[ファシズムの浸透と競合]
●森田吉彦[知識人たちの闘い]
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