家康の海
発売日
2022年12月07日
判　型
四六判上製
ＩＳＢＮ
978-4-569-85358-1

家康の海

著者 植松 三十里著 《歴史小説家》
主な著作 『万事オーライ』（PHP研究所）
税込価格 2,090円（本体価格1,900円）
内容 家康の真骨頂は外交にあり！　西欧諸国の思惑、朝鮮との国交回復……知られざる徳川家康の外交戦略とその手腕を描いた長編歴史小説。



　戦国を勝ち抜いた男の卓越した外交戦略が、この国を平和に導いた――。

　今川家での苦難の人質時代、太原雪斎から天下国家のあり方、外交論を教わった竹千代。長じてのち、天下分け目の決戦を制した徳川家康が、雪斎の教えを胸に目指したものこそが、諸外国との対等な外交であった。豊臣秀吉によって途絶えた朝鮮との国交回復、さまざまな思惑をもって来日する西欧諸国との交渉、そしてメキシコへの野心……。知られざる家康の後半生を、その外交戦略を支えたイギリス人航海士のウィリアム・アダムス、家康の庇護を受けながらもキリスト教徒としての信仰を貫いた朝鮮貴族の娘・おたあの視点を交えて描き切った、感動の歴史ロマン。