書籍

- 発売日
- 2023年03月24日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-85363-5
偽りの夜明けを超えてⅠ
「冷戦終焉」という過ち
著者 | 中西 輝政著 《京都大学名誉教授》 |
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主な著作 | 『新装版 大英帝国衰亡史』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 習近平&プーチン、2人の独裁者の暴走によって世界は第三次世界大戦の瀬戸際に。日本はグローバルプレイヤーとしてどう生き残る? |
米ソ冷戦とその終結は、世界が錯覚したまやかしだった。古典的な戦争の再来といえるロシアのウクライナ侵略が照射した「欧米」対「中ロ」の構図。慌てて安保三文書(「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」)を改定した岸田政権の抑止力強化は間に合うのか?
表題「偽りの夜明け」(False Dawn)は晴れ渡る朝、輝かしい新時代の到来という希望が無残に砕かれた現状を表す。戦後の平和は幻影にすぎず、日本と世界は「暗黒の淵」か「真の夜明け」かの瀬戸際にある。
国際政治学の重鎮が放つ待望の最新評論集。
第一部「偽りの夜明け」に警鐘を鳴らして――二〇一〇年代
第一章 トランプ時代の日米関係――その危うさ
第二章 中国と日本の百年マラソン
第三章 平成日本衰亡史
第四章 眼前にあった自立への「追い風」
第二部 見え始めた本当の夜明け――「歴史の吊り橋」を渡る二〇二〇年代
第五章 戦後七十五年の日本は合理主義の精神に目覚めるとき
第六章 米国の難局と「責任ある保守」の時代
第七章 インド太平洋に浮かぶ世界新秩序
第八章 価値観を重視する「新しい現実主義」を
第九章「ポスト・プーチン」の世界秩序
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