松下幸之助選集3 実践経営哲学/経営のコツここなりと気づいた価値は百万両/経営心得帖
発売日
2025年04月21日
概ね、この2日後に書店店頭に並びます
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-85906-4

松下幸之助選集3 実践経営哲学/経営のコツここなりと気づいた価値は百万両/経営心得帖

著者 松下 幸之助著 《パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者》
主な著作 道をひらく』(PHP研究所)
税込価格 3,630円(本体価格3,300円)
内容 松下幸之助選集全9巻の第3巻のテーマは「経営の心得」。松下幸之助の経営哲学の真髄が名著3冊に凝縮されている。経営者必読の書。



 松下幸之助選集は、松下幸之助の著作のうち、普遍的価値のあるものを厳選し、後世に遺す全9巻、計18冊を所収した名著集。

 その第3巻は「経営の心得」をテーマとし、『実践経営哲学』『経営のコツここなりと気づいた価値は百万両』『経営心得帖』を所収。心得帖シリーズの中で、松下経営の真髄を簡潔に説いた3作である。

 『実践経営哲学』は、オリジナル版が1978年に刊行。事業経営におけるいちばんの根本は正しい経営理念である――。幾多の苦境、体験の中から著者がつかんだ独自の経営観、経営哲学。

 『経営のコツここなりと気づいた価値は百万両』は、オリジナル版が1980年に刊行。物事は何事もコツさえつかめば驚くほど順調に進むが、それは学べるものではなく“悟る”もの――経営者への珠玉のメッセージ。

 『経営心得帖』は、オリジナル版が1974年に刊行。変わりゆく経営環境の中で、経営者は商売を拡大させていく使命がある。“経営の達人”が説く、経営の機微と真髄。

 巻末に、PHP研究所の研究員による解説、注釈があり、索引、略年譜付き。

 本選集では、全巻共通のものとして、野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)、宮本又郎氏(大阪大学名誉教授)、加護野忠男氏(神戸大学名誉教授)の3名連名による「推薦の辞」を本文内に掲載。さらに、各巻に個別の推薦(帯)もあり、第3巻は野中郁次郎氏が推薦──「日本的経営の真の実践者が綴った傑作。全リーダーの『生き方』の指針となろう。」

 (『実践経営哲学』目次より一部抜粋)まず経営理念を確立すること/使命を正しく認識すること/自主経営を心がけること/ダム経営を実行すること/人をつくること/衆知を集めること/経営は創造であること

 (『経営のコツここなりと気づいた価値は百万両』目次より一部抜粋)雨が降れば傘をさす/任せて任せず/抜擢人事には介添えが必要/結局は社長一人の責任/経営は手品ではない/自分は生きた芝居の主人公

 (『経営心得帖』目次より一部抜粋)得心のいく仕事/不景気には時を待つ/仕入れのコツ/相手の時間も大切に/部下が偉く見える/叱ってもらえる幸せ/奉公に出た専務/分に応じた人を/プロの自覚