書籍

- 発売日
-
2025年06月13日
※概ね、この2日後に書店店頭に並びます - 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-85933-0
なぜゲームをすると頭が良くなるのか
著者 | 星 友啓著 《スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長》 |
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主な著作 | 『スタンフォードが中高生に教えていること』(ソフトバンククリエイティブ) |
税込価格 | 990円(本体価格900円) |
内容 | ゲームは脳の機能を向上させ、メンタルにも良い影響を与えることが科学的に証明されている。理想的なゲームとの付き合い方を伝授。 |
「ゲームなんて時間の無駄ではないか」と思っている人は少なくないでしょう。しかし、最新の脳科学や心理学の研究によると、ゲームにはさまざまな効用があるといいます。たとえば……。
●ゲームで海馬が大きくなって、活性化する
●アクションゲームは短期記憶、空間認識能力など理系の力を育てる
●マルチタスクの能力も上がる
●RPGやパズルゲーム、ストラテジーゲームで、問題解決能力が上がる
●「マインクラフト」などのサンドボックスゲームやパズルゲームで、クリエイティビティが上がる
●ゲームで脳が若返る
●メンタルや、周囲との関係性も改善する効果がある などなど……。
一方で、「ゲームをすると成績が下がるのではないか?」「暴力の原因になるのでは?」「集中力が下がってしまう?」と心配する人もいます。しかし、これまで行われた研究によると、ゲームをやりすぎてしまうと成績に悪影響が出てしまうものの、適度にやる分には影響はなく、むしろ、成績アップにつながる可能性も報告されています。そして、「ゲームをすると暴力的になる」「集中力が下がる」ということを示す信頼性の高いエビデンスは見当たりません。
では、「やりすぎ」にならない、適度なゲーム時間というのはどのくらいなのでしょうか? そして、ゲーム時間を無理なく減らしていくにはどうすればいいのか? 本書ではこうした疑問について、科学的エビデンスに基づいてアドバイスを行います。
本書ではそのほか、マインクラフトのメタバース空間を用いて、教育と医療を融合させる著者の取り組みや、ゲームを用いた治療法「DTx」(たとえば、アメリカの連邦機関であるFDAは「Zengence」というゲームを高血圧の治療法として認可しました)、ゲームによって授業や仕事の目的を達成しようとする「シリアス・ゲーム」など、ゲームの可能性を活用した新たな取り組みも紹介します。
●ゲームにハマるビジネスパーソン
●受験とゲームを両立したい学生さん
●子どものゲーム時間が気になる親御さん
●社員のモチベーションを上げたい管理職の方々
●日々子どもたちをサポートする教育者
●脳科学や心理学の豆知識が気になる読書家
本書を読んでいただければ、読者の皆様それぞれのニーズに合った情報やヒントが必ず見つかるはずです。最新のゲームの科学の知見をぜひお役立てください!
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