文蔵2023.9
発売日
2023年08月17日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90334-7

文蔵2023.9

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 825円(本体価格750円)
内容 【特集】『心臓の王国』発売記念! 竹宮ゆゆこ作品の魅力に迫る【新連載小説】あさのあつこ【連載小説】瀧羽麻子「さよなら校長先生」/西澤保彦「彼女は逃げ切れなかった」/小路幸也「すべての神様の十月(三)」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」ほか

【特集】

 『心臓の王国』発売記念! 竹宮ゆゆこ作品の魅力に迫る

 インタビュー 竹宮ゆゆこ 細い細い針を読者の中にスーッと刺していく作品でありたい

 【ブックガイド】『とらドラ!』から『砕け散るところを見せてあげる』『心臓の王国』まで

 読者に安易な予想を許さない、・胸熱・の作品たち…友清 哲

 
●令和の時代にも読みつがれる『とらドラ!』
●大人の主人公たちが織りなす独特の世界線に刮目!
●最新作『心臓の王国』が新たなステージへの入口に!?

 【待望の新連載、2本同時スタート】
●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇1 子供ができて五月。おいちは以前同様、仕事と勉強に追われていたが……。
●寺地はるな 世界はきみが思うより1 オムレツあるいは(前編) 同級生の道枝くんには、難病を患う美しい妹がいるらしいのだが……。

 【連載小説】
●村山早紀 桜風堂夢ものがたり22 プロローグ 優しい怪異(中編) 桜風堂を訪れた作家・高岡源が語る、青春時代に体験した「怪異」とは。
●瀧羽麻子 さよなら校長先生3 連絡帳(前編) 息子とその恋人が暮らす街を訪れた明代は、二人の行く末を気にかける。
●西澤保彦 彼女は逃げ切れなかった6 ふたりは愛し合い切れなかった(後編) 殺人事件の容疑者の男は、なぜ古都乃と話したいと申し出ているのか。
●小路幸也 すべての神様の十月(三)8 座敷童は大人になるのか 入院した父親に会いに実家に帰ると、お手伝いさんまでいなくなっていた?
●宮本昌孝 松籟邸の隣人14 第十二話 浮浪児と半玉(後編) 茂は大磯で療養中の陸奥宗光を訪ね、思いがけない事実を知ることになる。
●宮部みゆき きたきた捕物帖44 気の毒ばたらき その十 北一と喜多次は、火事場泥棒の男達の正体を突き止めるべく動き始める。

 【話題の著者に聞く】
●新川帆立『縁切り上等!』 「結婚」について「離婚」から考えてみる
●水庭れん『うるうの朝顔』 ズレに折り合いをつけて生きていく物語にしたかった

 【リレーエッセイ】
●わたしのちょっと苦手なもの6 今野 敏 豚肉