教養としての「世界史」の読み方
発売日
2024年04月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90394-1

教養としての「世界史」の読み方

著者 本村 凌二著 《東京大学名誉教授》
主な著作 名作映画で読み解く世界史』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 混迷の現代を読み解くヒントは、人類の経験の集大成である「歴史」にある。「古代ローマ史」第一人者による、はじめての世界史講義。



 「古代ローマ史」第一人者が、世界史の読み方をわかりやすく解説。

 東京大学教養学部で28年間、早稲田大学国際教養学部で4年間、教壇に立って語ってきた著者のエッセンスを凝縮。

 人間社会の普遍的な真理を教えてくれる「古典」と、人類の経験の集大成である「世界史」、この二つをきちんと学び、身につけることで「教養」の基礎が築かれる。

 現代を読み解くヒントは、世界史の中にある。過去を知ることで今がわかる。

 目次
●序章:「歴史に学ぶ」とは何か?
●第1章:文明はなぜ大河の畔から発祥したのか
●第2章:ローマとの比較で見えてくる世界
●第3章:世界では同じことが「同時」に起こる
●第4章:なぜ人は大移動するのか
●第5章:宗教を抜きに歴史は語れない
●第6章:共和政から日本と西洋の違いがわかる
●第7章:すべての歴史は「現代史」である

 本書は、2017年1月にPHPエディターズ・グループから刊行された『教養としての「世界史」の読み方』を加筆・修正したものです。