文蔵2025.12
発売日
2025年11月20日
概ね、この2日後に書店店頭に並びます
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90528-0

文蔵2025.12

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 935円(本体価格850円)
内容 【特集】最新刊『世界はきみが思うより』発売記念 寺地はるな デビュー10年の歩み【連載小説】真山 仁「ヘキサグラム」/小路幸也「隼ビルヂング」/梶 よう子「キネマの夜明け」/篠田節子「ホテル・ボルネオ」ほか

【特集】最新刊『世界はきみが思うより』発売記念

 寺地はるな デビュー10年の歩み

 【ブックガイド】「一概に言えないこと」を真っ直ぐ見つめる
●読者の背中を押す、温かな作品群…瀧井朝世

 【刊行に寄せて】
●「手に負えない」は「愛しい」 寺地はるな

 【短期集中連載】
●松下隆一 たそがれの女(前編) 御上の狗を務める辰次は、見張っていた大店から出てきた女中を尾行する。

 【連載小説】
●嶋津 輝 あまあま2 振り売りをやってみた善吉だが、碌に声も上げられず、意気消沈する。
●真山 仁 ヘキサグラム3 王麗芳は、甘粕正彦から、ある人物の影武者になることを打診された。
●小路幸也 隼ビルヂング3 四階の明星探偵事務所は、なぜ空室のまま、ずっと存続しているのか?
●梶 よう子 キネマの夜明け9 戦争の気配が漂い始めた頃、次女の桃が加世に結婚すると言ってきた。

 【衝撃の最終回】
●篠田節子 ホテル・ボルネオ(終) ボルネオでのホテル開業に挑んだ大浦が、その果てに得たものとは。

 【第31回 中山義秀文学賞】
●谷津矢車 著 『二月二十六日のサクリファイス』
●木内 昇 著 『雪夢往来』がダブル受賞!

 【話題の著者に聞く】
●朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』 「誰にも肩入れしない」書き方を心がけました
●葉山博子『南洋標本館』 小説でしか描けないような特大スケールの物語