日本とシナ
発売日
2006年03月15日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-64857-6

日本とシナ
1500年の真実

著者 渡部昇一著 《上智大学名誉教授》
主な著作 理想的日本人』(PHP研究所)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 日本とシナ、激動の予感漂うこれからの時代、いかにつきあうべきなのか。長い歴史からあるべき関係を読み解く渾身の論考。必読の一冊。



 「反日」と「覇権主義」を振りかざす隣国とどう向き合うべきか。長い歴史を経てきた両国のあるべき関係を読み解くためには、正しい知識が必須である。日本文明とシナ文明はいかに異なるのか? 相互交流のあり方とは? そして、近現代史の真実はどこにあるのか……。本書は、そのような日中関係史の真髄を、わかりやすくまとめた決定版である。

 ちなみに本書では、あえて「シナ」という呼称を用いている。なぜか。それは「中国」という言葉の本来の意味が、「自分にとっていちばん大切な国」ということだからである。日本でも、日本書紀から幕末まで、自国(日本)を指して「中国」と呼ぶことがあった。しかも「中国」(中華)という言葉を使うとき、周辺の諸民族を未開人とみなす伝統的意味も含まれる。中華人民共和国や中華民国の略称として以外に「中国」という言葉を使うことは、日本の歴史を考えると適当ではないのである。

 本書を読めばすべてがわかる! 必読の一冊である。