頁数/仕様
128ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2017年11月
在庫
在庫あり

10秒の「痛みとりポーズ」でひざ痛・腰痛はみるみる消せる!

整形外科医が考案した「痛みとりポーズ」を公開。誰でもできる簡単なポーズをとるだけで、ひざを支える筋力のアップや腰まわりのストレッチ効果を発揮し、ひざ・腰が楽になります。
著者(肩書) 戸田佳孝《戸田整形外科リウマチ科クリニック院長》
主な著作 『ひざの名医が食べている ひざの痛みがやわらぐレンチンレシピ 』(PHP研究所)
編集等
税込価格 1,320円   (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 128ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2017年11月

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◆健康に役立つわかりやすい研究をすることが私の生き甲斐
私は整形外科の開業医ですが、19年前に開業してからも、一貫して保存的療法(手術をしないで治す方法)の研究を続け、学会や研究雑誌(英語の雑誌も含めて)に研究成果を発表してきました。
世の中に私より優れた研究をしている医師はたくさんいますが、研究成果をわかりやすく世間の皆様に説明できる医師は少ないと思います。私は2012年以来、自分の研究成果を中心にまとめたオリジナリティーのある本を合計4冊上梓しました。
この本では、この数年間研究してきた「ひざ痛や腰痛のための運動が簡単にでき、長続きさせる工夫」をまとめました。タイトルに「10秒の」という言葉を用いたのは、適当に書いたのではなく、PART2で紹介するポーズに要する時間が各動作10秒ずつだからです。

私は、明石家さんまさん司会の『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系列)に31回(2012年12月から2017年4月までの間)出演させていただきましたが、そのきっかけも私の著書でした。『ホンマでっか!? TV』はバラエティ番組ですが、発言内容の根拠となった論文を提出することが義務づけられています。
本を出版するうえでも、自分の体験やアイデアだけでなく、根拠となる研究を明らかにして文章を書くべきであると、私は考えます。だから、本文中で述べたことは、可能な限り、その根拠となる論文を示しました。これも、この本の特徴です。
この本では、研究で知り得た知識を世間の皆様にわかりやすく説明し、それを皆様の健康維持に役立ててもらうことを目的に書きました。健康に役立つわかりやすい研究をすることが私の生きがいです。最後までこの本を飽きずに読んでいただければ、幸いです。  (「はじめに」より)

【PART1】どうして痛みは起きるのか
・ひざの構造を知っておこう
・ひざが痛むのは半月板が割れるから
・なぜ、ひざに水がたまるのか
・ひざ痛の原因は他にもいろいろある
・腰の構造を知っておこう
・原因がはっきりしている腰痛
・大多数の腰痛は原因が不明の非特異的腰痛症
・慢性腰痛の原因は「脳」にあった?
・「できる運動」で脳と身体を癒す
● PART1のポイント

【PART2】実践! 痛みとりポーズ
・前ももを鍛えよう
・股関節を鍛えて身体の横揺れを防ぐ
・目つぶり片足立ちでバランス感覚を養う
・しゃがみこみで足首を柔軟に
・痛む部分を押さえよう
・ウォーキングでひざを痛めることもある
・連続立ち上がり運動で持久力アップ
・骨盤周りの筋肉をやわらかく保つ
・成功体験で腰痛を改善する
・坐骨神経痛は楽になるほうに身体を曲げる
・座って立つ運動で柔軟性アップ
・痛みとりポーズをするときのポイント

■ひざ
・ももアップ
・ももクロス
・ももオープン
・目つぶり片足立ち
・しゃがみこみ
・内ひざストレッチ
・水平足踏み
・連続立ち上がり

■腰
・背中ストレッチ
・外ももストレッチ
・前ももストレッチ
・腰そらし
・マッケンジー体操
・ウィリアムス体操
・起き上がり体操
● PART2のポイント

【PART3】日常生活でできるセルフケアと予防
・ひざを守る毎日の工夫
・腰を守る毎日の工夫 
・「足底板」でひざの痛みをやわらげる
・足首の柔軟性向上で足底板効果もアップ
・クッション付きサポーターでひざ痛を軽減
・クッション付き五本指靴下で足の指を鍛える
・体重計で筋力測定を行なう
・新型コルセットで腰の負担を減らす
● PART3のポイント