頁数/仕様
96ページ / 縦:25.7cm 横:18.2cm
初版
2019年6月
在庫
在庫あり

同時にやるから脳に効く!
「脳トレしながら体操」で認知症は防げる!

「足踏みしながら5の倍数で拍手する」など、計算しながら体を動かす「コグニサイズ」という体操で、認知症を防ぎましょ!
著者(肩書) 島田裕之《国立長寿医療研究センター老年学 社会科学研究センター長》
税込価格 1,296円   (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 96ページ / 縦:25.7cm 横:18.2cm
初版 2019年6月

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■認知機能・脳の容量アップ! 臨床試験が証明したすごい体操

認知症の人の数は今、全国で500万人近くにまで上っています。しかも認知症になる率は、年齢が上がるほど高くなることがわかっています。
「とすると、年を取ったら認知症からは逃げられないの?」
と、不安に思われるでしょうか? 決してそんなことはありません。
認知症に「なってしまった」後に、もと通りに戻るのは確かに困難です。しかし認知症に「なる手前」で適切に対処すれば、しっかり予防できるものなのです。
では、適切な対処とは具体的に何をすることなのでしょうか。その要素は色々ありますが、もっとも大きな決め手は「運動」です。運動習慣のある人はない人に較べて、認知症になる率が大幅に低くなるのです。
この本で紹介するのは、運動の中でもとりわけ効果の高い「コグニサイズ」という体操です。この体操はほかのあらゆる運動と違って、認知症を防ぐことを目的に作られたものです。
コグニサイズは、私が所属する「国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター」で開発されました。国内外の膨大な研究報告を分析し、我々も臨床試験を重ね、その結果にもっとも効果的と考えられる方法を編み出すことができました。
その方法とは、頭と体を同時に働かせること。計算しながら体を動かすなど「脳トレしながら体操」をすると、認知機能がアップします。脳そのものの容量は通常、年と共に小さくなりますが、それを抑える効果も判明しました。
この体操は、早くから始めるほど効果的です。そして毎日少しずつでも続けることが重要です。つまり体と脳を活性化させる「習慣づけ」こそが、認知症の最強の予防策なのです。
この本を通して、ぜひその扉を開いてください。楽しく体と頭を動かして、明るく充実したシニアライフを迎えましょう!  (「はじめに」より)

【1章】認知症について正しく知っていますか?
・85歳以上の日本人の4割は認知症になる可能性あり!
・認知症の前兆をセルフチェック!
・こんな病気も認知症に関連している(1)「糖尿病」
・こんな病気も認知症に関連している(2)「うつ病」
・「歩く速度の変化」も関係している
・認知症の前段階「MCI」って、どんな状態?
・「頭を使う」「体を使う」ことは認知症予防に効果的
・認知症になる前に、グレーゾーンの段階で回復を目指そう
〈column〉「禁煙」「歯磨き」と認知症の意外な関係

【2章】認知症を予防する究極の体操
・究極の「脳トレしながら体操」コグニサイズとは
・「脳トレしながら体操」が脳に与える数々の良い影響とは
・転倒防止にも効果が期待できる
・自分に合った運動強度を知ろう
・「脳トレしながら体操」がうまくいく10のポイント
・「脳トレしながら体操」を行う前の体のほぐし方
・姿勢の正し方

■やってみよう「脳トレしながら体操」
[レベル1]
1.座ったまま足踏み
2.座ったまま高く足踏み
3.立って元気よく足踏み
4.ナンバで足踏み
5.手と足でバンザイ
6.ちょっと早めに行う前ランジ
7.横へ伸びるランジ
8.対角でバンザイ
9.立ったまま3の倍数で拍手
10.立ったまま100から7ずつ引き算
11.足踏みしながら100からのカウントダウン、5の倍数で拍手
12.指を使ってワイパー
13.指折り

[レベル2]
1.立って足踏み、3の倍数で拍手
2.足踏みしながら100から7ずつ引き算
3.3の倍数で前ランジ&拍手
4.座って足踏みをしながら3の倍数で手を上へ
5.座ったまま足バンザイ&手は前後
6.ナンバで足踏み「ABC」「DEF」「GHI」
7.座って足踏みしながら指ワイパー
8.100からのカウントダウン、5の倍数で横ランジ&拍手
9.座って高く足踏みしながら指折り

[レベル3]
1.立って足踏み、3の倍数で喜怒哀楽
2.立って足踏み、3の倍数でお尻をポン! 頭をポン!
3.3の倍数で横ランジ&国の名前
〈column〉コグニサイズを「自分流」にアレンジしよう
〈column〉運動強度の「かんたん把握法」

【3章】認知症を予防する脳活性生活術
・「コグニライフ」で運動以外のときも脳を活性化させよう
■日常生活で気をつけたいこと
1.歩く機会を増やす
2.車のナンバー4ケタを足し算する
3.今日の買い物を3千円ぴったりで買ってみる
4.おとといの夕飯を思い出す
5.認知症に良さそうなメニューを覚える
6.抗酸化野菜と果物を覚える
7.魚を摂り味噌汁を欠かさずに
8.料理をいつもの時間マイナス10分で作る
9.自分の財布にある金額を当てる
10.運転を続ける
11.2日前思い出し日記をつける
12.英語の歌を聴いてわかる単語を探す
13.本や新聞を足踏みしながら音読する
14.友人や家族の誕生日を思い出す
15.親戚の住所や電話番号を思い出す