頁数/仕様
112ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2021年3月
在庫
在庫あり

1つのポーズで徒歩53分と同じ負荷
「東北大式」腎機能改善トレーニング

腎臓病の初期段階から人工透析を受けている方まで、臨床で取り入れられているトレーニングです。簡単なのに絶妙な負荷がかかり、未病の方の腎機能アップにも役立ちます。
著者(肩書) 上月正博《医学博士》
主な著作 『腎臓病は運動でよくなる!』(マキノ出版)
税込価格 1,430円   (本体価格:1,300円)
対象 一般
頁数/仕様 112ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2021年3月

Get Adobe Reader『目次』『見本ページ』をご覧になるにはAcrobatReaderが必要です。
予めご用意ください。


腎臓は、肝臓と並ぶ「沈黙の臓器」と呼ばれ、状態が悪化してからでないと自覚症状が出てきません。むくみ、だるさ、尿量の減少といった症状が出る頃には、慢性腎臓病はかなり進んでいるため、健康診断などで腎機能の低下が見られ始めたら、自覚症状が出る前からしっかりと腎臓を守る生活を始めることが重要です。
腎機能が低下を始めても、初期の段階であれば慢性腎臓病への移行を防ぐことも、腎臓の健康を取り戻すことも可能です。
そのための大きな鍵となるのが「運動療法」です。
かつて腎臓病は安静第一で、運動などはもってのほかとされていましたが、現在はガラリと考え方が変わっており、運動のもつ腎機能へのよい効果が多くの研究で証明されています。
その運動効果を最大限に取り入れたプログラムが、「東北大式」腎臓リハビリテーションです。
「東北大式」腎臓リハビリテーションは、私たちの長年の研究成果に基づいて構築した慢性腎臓病患者さんのための療法です。中心となっているのが「腎臓リハビリ運動」です。その成果は臨床の場でも証明されており、初期段階の方はもちろん、人工透析を受けている方に対しても、驚くほどの効果を上げています。
本書では、この腎臓リハビリ運動を「東北大式」腎機能改善トレーニングとして紹介し、リハビリ運動のやり方を中心として、慢性腎臓病の基礎知識、生活習慣で気をつけるべき点などをまとめています。
腎臓の機能が落ちていると言われることはショックでしょう。その先への不安も覚えることと思います。けれども腎臓リハビリ運動を習慣にすることで、腎機能の低下に歯止めをかけ、進行の抑制や機能の改善につながっていきます。
リハビリ運動は、むずかしいものでもつらいものでもありません。食事や生活習慣を見直すとともに、腎機能の回復に効果を発揮してくれるリハビリ運動を、ぜひ日常の習慣にしてください。  (「はじめに」より)

【1章】腎機能が低下しているシニアが増えている
・日本の慢性腎臓病(CKD)患者は糖尿病より多い約1300万人
・65歳以上になると重篤な腎臓病の人が増える
・腎臓のしくみと役割
・慢性腎臓病は気づかないうちに進行する!
・腎臓が関係する病気の種類
・腎臓病の大きな原因が高血圧や糖尿病などの生活習慣病
・尿検査と血液検査でわかる腎機能低下の兆候
・慢性腎臓病かどうかはこの指標でわかる
・腎臓病になるとどのような治療が行われるのか
・「腎臓のために安静第一」は時代遅れの考え方に
・「東北大式」腎臓リハビリテーションとは
・リハビリ運動療法のメリット
・腎機能が低下し始めたら未病のうちに行うことも大切

【2章】「東北大式」腎機能改善トレーニング
・注意点
・おすすめ運動プログラム
■腎臓お目覚めストレッチ
(1)かかとアップダウン
(2)バレエのような足上げ
(3)スローばんざい
(4)ミドルスクワット
(5)くじゃくポーズ
(6)背中伸ばしポーズ
(7)太もも伸ばしポーズ
(8)寝たままばんざい
(9)寝たまま足上げ
(10)寝たまま股関節まわし
(11)壁立てふせ
■腎臓いきいき運動
(1)ウォーキング
(2)ステップ運動
(3)そのほか
■腎臓強化筋トレ
(1)ダイナミックフラミンゴ
(2)寝たまま手足のクロス上げ
(3)寝たままひざ上げ
(4)座って足の上げ伸ばし
(5)お尻上げ
(6)ソフト腹筋
(7)イスからの立ち上がり
(8)振り出して一歩前へ
(9)足の側方上げ

【3章】腎機能を高める生活習慣
・食生活の一番のポイントは「減塩」
・タンパク質とのつきあい方にもコツがある
・1日に必要なエネルギー量はどれくらいか
・カリウムが多い果物、リンが多いものは食べてはいけない?
・水分やアルコールはどれくらい摂ってOK?
・薬で腎機能が低下することもある
・睡眠不足は腎臓に負担をかけるのでNG
・腎機能を高める心のもち方