頁数/仕様
128ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2021年3月
在庫
在庫あり

老眼・近視・緑内障・白内障 10秒の「眼筋さすり」で目はよくなる!

目周辺の皮膚や筋肉にアプローチして血流を促すことで、目の不調やトラブルの予防・改善に効果が期待できるセルフケア方法、おすすめの食事法、生活習慣などを紹介します。
著者(肩書) 内田輝和《鍼メディカルうちだ院長》
監修:山口康三《回生眼科院長》
主な著作 『坐骨神経痛を自分で治す!』(主婦の友社)
編集等
税込価格 1,430円   (本体価格:1,300円)
対象 一般
頁数/仕様 128ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2021年3月

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20年ほど前のことです。客室乗務員を目指す女性が、私の鍼灸院を訪れました。「試験に合格するには視力検査をパスしなければならない。視力を上げてほしい」と言うのです。鍼灸院にやってくる人の多くは、腰痛や肩こりなどをどうにかしたいという人なので、私は少々面食らいましたが、東洋医学の基本に立ち返って考えると、ツボを刺激し、気・血・水の流れをよくすることができれば、彼女の目の持つ可能性を発揮できるのではないかと考えたのです。
結果は正解でした。その成果が口コミで広がり、今、当院には目のトラブルを抱えた人がたくさん訪れます。本書で紹介する「眼筋さすり」は、私がたくさんの患者さんを診てきた、その経験から考案した、自分でできる目の活性法です。

現代の私たちの暮らしは、目にとても過酷です。結果として、目にトラブルを抱える人は、老若男女問わず増え続けていることを、日々痛感しています。しかし、だからといって、目のことだけを考えるのはよくありません。
目は、私たちの体の中でももっとも精密かつデリケートな器官です。あなたの体の不調や、長年にわたって積み重ねられてきた悪い生活習慣の結果が目に出てきてしまっている――そう考えるのが自然です。
東洋医学では、ひとつのトラブルを起点に体全体を見て、そのバランスを取ることを考えて治療をします。即効性がない、治療しても成果がわかりにくい、そんな声も聞かれますが、決してそうではありません。東洋医学は、長い歴史の中で蓄積された知識と経験を基礎とした、自然の摂理に適った知恵の結晶なのです。

本書では、目のトラブルの予防・改善法とともに、東洋医学の考え方、暮らしへの取り入れ方なども紹介します。本書でお伝えする内容が、みなさんの目のトラブルを解消し、ひいては生き生きとした人生を実現する一助となれば幸いです。  (「はじめに」より)

【PART1】あなたの目は大丈夫?
・20代で老眼?! 私たちは目を酷使しすぎている!
・目は体の中でもっとも進化した器官
■目のトラブル
(1)老眼
(2)近視
(3)緑内障
(4)白内障
(5)黄斑変性症
(6)ドライアイ
(7)眼精疲労
(8)飛蚊症
(9)糖尿病網膜症
(10)眼底出血
(11)網膜剥離
〈コラム〉目のトラブルは早期発見、早期治療を

【PART2】目と脳・体はつながっている
・血流を改善すれば目のトラブルは解決する
■東洋医学の考え方
(1)陰陽
(2)五臓六腑
(3)気・血・水
・ツボ押しのメリット
・自分でできる刺激法
・発見! 目によいツボ「脳点」
・目のトラブルには「眼筋さすり」が効果的!
・目によいもうひとつのツボ「中谷眼点」
〈コラム〉後頭部にデコボコがありませんか?

【PART3】今日から実践! 「眼筋さすり」
・「眼筋さすり」を始める前に
・「眼筋さすり」は3ステップで
・「中指もみ」も行なうと効果的
■ステップ1
・脳点さすり
■ステップ2
・眼筋さすり
(1)まぶたさすり
(2)こめかみさすり
(3)眉間さすり
(4)額さすり
(5)目頭さすり
(6)目の下さすり
■ステップ3
・眼筋トレーニング
(1)上下にギューッ
(2)左右にギューッ
(3)右斜めにギューッ
(4)左斜めにギューッ
(5)はい パッチリ!
■プラスアルファで
・足ゆび、足うらマッサージ
・中指もみ

【PART4】今日から実践! 目によい「食習慣」
・体にやさしい食生活は目にもよい
・目の改善は「腸の改善」
■目によい食習慣
(1)悪いものを避ける
(2)主食は玄米、副食は3・1・1
(3)「腹八分目」と「1日2食」
・発芽玄米ジュースのつくり方
・記録をつけて自分を観察
〈コラム〉「1日断食」のススメ

【PART5】今日から実践! 目によい「体と心の習慣」
・目によい「睡眠習慣」
・目によい「運動習慣」
・目によい「心の習慣」

・目および全身の症状と疑われる病気
・アムスラーチャート