頁数/仕様
112ページ(カラー32ページ) / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2023年8月
在庫
在庫あり

腸が変われば人生が変わる 「腸のむくみ」をとる解毒ストレッチ

むくんだ腸は便秘だけでなく、お腹もぽっこり、体全体の不調を招きます。腸の劣化の始まりである「むくみ」の解消が心身の健康の要。その為に大切な解毒ストレッチを紹介。
著者(肩書) 監修:小林暁子《小林メディカルクリニック東京院長》
編著:一般社団法人日本美腸協会
主な著作
編集等
税込価格 1,430円   (本体価格:1,300円)
対象 一般
頁数/仕様 112ページ(カラー32ページ) / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2023年8月

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みなさんは、腸の調子がよくないと感じることはありませんか?
いつも便秘がち、ちょっと食べすぎるとすぐに下痢、下腹がぼってり、腸が詰まっているのか食欲がない……いろいろな不調があると思いますが、「体質だから」「歳だから」「太っているから」……だからしょうがないと、そのままにしていませんか?
歳を重ねるにつれ、腸の老化はすすみます。その中で、とくに腸のむくみが起こりやすくなり、なんとなく不調を感じたり、ストレスを感じたりします。
「えっ、腸ってむくむの?」と思われるかもしれませんが、腸も、手足や顔がむくむのと同じようにむくむのです。塩分や白砂糖のとりすぎ、水分摂取のアンバランスも、腸のむくみを招きます。
腸はお腹の中にあるので直接見ることはできませんが、手足は細いのにお腹は出ている、座り姿勢が多い、猫背、体をねじる機会が少ない、塩辛いものが好き……そんな人は腸がむくんでいる可能性が高いでしょう。
じつは腸のトラブルには「むくみ腸」のほかにも、下がり腸、冷え腸、たまり腸、ガス腸、ストレス腸があります。
下がり腸は、からだ全体の筋力が低下して腸が下がっている下半身が太りやすいタイプ。冷え腸は、腸そのものが冷えている虚弱腸。たまり腸は、水分や食物繊維が不足し、お腹、腰、お尻まわりが太るタイプ。ガス腸は、肉・お菓子好きで早食い傾向があり、上半身が太るタイプ。ストレス腸は、香辛料やカフェインの摂取量が多く、偏食傾向があり、自律神経が乱れやすいタイプ。1つだけでなく、複数のタイプを抱えている人も多いようです。
私たち「一般社団法人日本美腸協会」は、多くの人々が抱える腸の悩みを解決すべく、2013年に発足しました。以来、多くの方々に「腸の大切さ」についてお伝えし、より健康に、よりキレイになるお手伝いをしてきました。
たくさんの方々が「むくみ腸」をはじめ腸トラブルを解消し、腸内環境を整えて大変身を遂げておられます。
腸が整うと、体も軽くなり、気持ちが楽しくなってきて、いろいろなことに挑戦したくなったという方が多くいらっしゃいます。
本書では「むくみ腸」を解消するための、腸リンパを流す解毒ストレッチを紹介していますが、いずれも体にきつくない軽いものばかりです。腸のためには激しい運動は必要ありません。自分のやりやすいものを継続して行なっていただくことが大切なのです。
併せて、終章で紹介している日常生活でできることも習慣にしていただくと、より効果を感じていただけるでしょう。
本書を通して、腸のむくみを解消し、腸内環境を整えて、すっきりした体や心を取り戻し、人生を楽しんでいただけることを願ってやみません。  (「はじめに」より)

【序章】腸内環境が体調管理のすべて
・腸内環境とは?
・腸は「第二の脳」
・さまざまな不調は「腸のむくみ」が原因

【1章】腸のむくみは腸の劣化のはじまり
・むくみ腸とは?
・むくみ腸改善の鍵を握るのは「大腸」
・腸がむくむと、何が起こる?

【2章】むくみ腸を解消する腸リンパ流し
・腸リンパとは?
・「深部リンパ」を刺激して、腸のむくみを撃退

【3章】腸リンパを流す解毒ストレッチ
・「1:2呼吸法」で腸に刺激を与える
・軽めの運動と筋トレで腸を刺激する
・「押す・もむ・伸ばす」で腸を解毒する
■導入ストレッチ
・(1)鎖骨リンパ節開放
・(2)寝たまま呼吸
・(3)骨盤底筋伸ばし
・(4)肩甲骨寄せ
《Column》美腸のための5STEP
■腸リンパを流す解毒ストレッチ
・(1)腸タッピング
・(2)鼠径部ゆすり
・(3)くの字倒し
・(4)鼠径部さすり
・(5)かんたん腹筋
・(6)背中と腰のツボ押し
・(7)胃もみ(初級)
・(8)胃もみ(上級)
・(9)小腸集め
・(10)小腸ツボ押し
・(11)大腸押しもみ
・(12)大腸流し
・(13)お尻たたき
・(14)お腹伸ばし
・(15)大腸の4点もみ
・(16)上体たおし
・(17)小腸の汚れ落とし

【終章】腸を整えるために大切な日常習慣
・2つの朝活が腸には大切
・基本は「一日3食」
・腸に“悪いもの”を入れない
・食物繊維をたっぷりとる
・発酵食品で善玉菌を増やす
・湯ぶねにつかって腸を温める