人名事典

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下村湖人

(しもむら・こじん)
1884年、佐賀県に生まれる。虎六郎と名づけられる。17歳ころより筆名「内田夕闇」として『新声』『明星』などに詩歌を投稿しはじめる。1906 年に熊本第五高等学校卒業、東京帝国大学文学科(英文学専攻)に入学する。1909年、東京帝国大学文学科を卒業。1911年より、母校である佐 賀中学校で教鞭をとるようになる。1918年、佐賀県唐津中学校に教頭として赴任、1923年に校長となる。1932年より、筆名を「湖人」とするよ うになる。1933年、大日本連合青年団講習所(浴恩館)所長となるが、1937年に辞任。その後、講演・文筆活動に精力的に取り組み、昭和初期 の青少年教育に多大な影響を与えた大教育者である。1955年逝去。
(データ作成:2009年)