人名事典

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中山太郎

(なかやま・たろう)
医師。衆議院議員(自由民主党)。1924年、大阪府生まれ。1952年、旧制大阪高等医学専門学校(現大阪医大)卒業。1960年、小児マヒ研究により医学博士号を取得。大阪府議を経て1968年に参議院議員に初当選。以後3期連続当選を果たす。この間、参議院自民党幹事長、総理府総務長官・沖縄開発庁長官を歴任。1986年に衆議院に鞍替えし初当選、その後7回連続当選。1989年~92年、海部内閣の外務大臣を務める。1996年、臓器移植法案を議員立法で提案。翌年には修正案が可決され、日本での臓器移植に道を開いた。1997年、勲一等旭日大綬章を受ける。2007年5月、自民党の憲法に関する責任者である憲法審議会会長に就任、現在に至る。

著書に、『憲法千一夜』(中央公論新社)『二つの敗戦国家』(読売新聞社)など多数がある。

(データ作成:2008年)