人名事典

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小笠原敬承斎

(おがさわら・けいしょうさい)
東京都生まれ。小笠原忠統前宗家(小笠原惣領家32世主、平成8年没)の実姉・小笠原日英門 跡の真孫。聖心女子学院卒業後、英国留学。副宗家を経て、平成8年に小笠原流礼法宗家に就任。700年の伝統を誇る小笠原流礼法初の女性宗家となり、注目を集める。

伝書に基づいた確かな知識で、門下の指導にあたるとともに、各地での講演や執筆活動を行な っている。日本文化の一つである小笠原流礼法を伝える一方で、現代の生活とのバランス感覚 も重視した礼法の普及に努めている。

著書に『おそれいります』(講談社)『美しいふるまい』(淡交社)『美人の教科書』(集英社)『美人の<和>しぐさ』(PHP新書)などがある。

(データ作成:2008年)