人名事典

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童門冬二

(どうもん・ふゆじ)
1927(昭和2)年、東京生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任。1979年、美濃部亮吉東京都知事の退任とともに都庁を去り、作家活動に専念する。都庁在職中の経験をもとに、人間管理と組織運営の要諦や勘所を歴史と重ね合わせた作品で、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。著書多数。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。1999(平成11)年春、勲三等瑞宝章を受章。日本文芸家協会会員、日本推理作家協会会員。

主な著書に、『小説 上杉鷹山(上)・(下)』『徳川家康の経営学』『勝頼と信長』(以上、学陽書房)、『人生、義理と人情に勝るものなし』『宮本武蔵の「五輪書」』(以上、PHP研究所)、『「情」の管理・「知」の管理』『上杉鷹山の経営学』『宮本武蔵の人生訓』『勝海舟の人生訓』『戦国名将一日一言』『上杉鷹山と細井平洲』『名補佐役の条例』『名家老列伝』『家康と正信』『幕末に散った男たちの行動学』『異才の改革者 渡辺崋山』『渋沢栄一 人生意気に感ず』『男の論語(上)・(下)』『童門流 人前で話すコツ』(以上、PHP文庫)など、近著に『歴史に学ぶ「人たらし」の極意』(青春出版社)、『井伊直虎―聖水の守護者』(成美堂出版)、『歴史に学ぶ成功の本質』(ロングセラーズ)がある。講演のテーマは、「歴史に見る地方分権」「歴史に学ぶ町づくり」「歴史に学ぶリーダーの条件」など多数がある。
(データ作成:2017年)