人名事典

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綾小路きみまろ

(あやのこうじ・きみまろ)
1950年、鹿児島県生まれ。拓殖大学商学部卒業。大学在学中より日本一の漫談家をめざし、キャバレーの専属司会で芸を磨く。1979年、巧妙な話術を買われ、日劇で漫談デビュー。多数大物歌手の専属司会を経て、疲れた中高年を罵倒しつつエールを送る独特の漫談を確立。2002年9月、初めてのアルバムCD『綾小路きみまろ爆笑スーパーライブ第1集!』(テイチクエンタテインメント)が185万枚の大ヒットとなり、一気にブレーク。以後、これまでに発売したCDやDVD計8作の売上枚数は480万枚を超える。

2005年12月、第56回NHK紅白歌合戦ゲスト出演、『きみまろトランス』で第47回「輝く!日本レコード大賞」企画賞受賞。2009年3月、第23回「日本ゴールドディスク大賞」特別賞受賞。同年4月、NHK『きみまろフルコース ごきげん歌謡笑劇団』レギュラー出演。同年12月、第60回NHK紅白歌合戦ゲスト出演。(社)落語協会会員・鈴々舎馬風門下。

著書に、単行本と文庫を合わせて70万部のベストセラー『有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房』『きみまろ流』(文庫版は『こんな女房に誰がした?』に改題)『こんな夫婦に誰がした?』『妻の口 一度貼りたいガムテープ』『一つ覚えて三つ忘れる中高年』『男も女も五十を過ぎたら内臓勝負です!』『老婆は一日にして成らず』(以上、PHP研究所)『きみまろ!』(KKベストセラーズ)『あの顔その顔この顔で謹んでお慶び申し上げます』(小学館)『きみまろ!』所収のネタ帳部分をもとに、ネタを補強し、再編集した『失敗は、顔だけで十分です。』(PHP文庫)などがある。

(データ作成:2012年)