人名事典

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観世清和

(かんぜ・きよかず)
1959年、東京生まれ。流祖・観阿弥清次、二世・世阿弥元清、三世・音阿弥元重から約700年の伝統を誇る二十六世観世宗家。二十五世・観世左近の長男。4歳のとき「鞍馬天狗」の花見で初舞台、10歳で初シテをつとめ、1990年に父・左近の急逝にともない31歳で家元を継承。日本国内だけでなく、フランス・インド・中国・アメリカなど海外公演にも力を注ぐ。1995年度芸術選奨文部大臣新人賞、2012年度芸術選奨文部科学大臣賞、2013年、第33回伝統文化ポーラ大賞を受賞。1999年、フランス芸術文化勲章シュバリエ受章、2013年、ソムリエ・ドヌール就任。重要無形文化財総合指定保持者。著書に、『能はこんなに面白い!』(共著、小学館)。
(データ作成:2013年)