発売日
1999年2月6日
税込価格
628円
(本体価格571円)

歴史街道 1999年3月

直江兼続と石田三成

狩野派四〇〇年 15
新しい漢画 狩野探幽
武田恒夫 高松良幸
p143
文珍の世界史・人物高座 15
ピョートル大帝
桂文珍
p140
鬼平料理ごよみ 二二
弥生 一本饂飩
北原亞以子
p138
近代都市・東京は明石町から始まった
穂積和夫
p132
特集2 鑑真和上と唐招提寺 もう一つの「天平の甍」が伝えるもの
鑑真和上がいた古都・奈良を歩く

p128
特集2 鑑真和上と唐招提寺 もう一つの「天平の甍」が伝えるもの
かくて、日本最初の「私寺」は創建された
武光誠
p124
特集2 鑑真和上と唐招提寺 もう一つの「天平の甍」が伝えるもの
海を越えてやってきた「大きな夢」
山折哲雄
p120
特集2 鑑真和上と唐招提寺 もう一つの「天平の甍」が伝えるもの
無遮大悲
立松和平
p116
私の一冊
『イメージの〈楽園〉―観光ハワイの文化史』
大島希巳江
p110
「司馬遼太郎」の贈りもの 第八二回
人の出会いはこの世で最も不思議なことである
谷沢永一
p104
あかんべえ 十一
深川ふね屋不思議ばなし
宮部みゆき
p91
一世を風靡したあんなもの、こんなもの
福田優二
p91
ダリとガラ 奇妙で、しかし、ありふれた夫婦の肖像
戸田京助
p86
歴史街道・ロマンへの扉 51
嵐山
岡本紋弥
p84
戦国道具図鑑 9
本山賢司
p82
「美しき国」の再生が21世紀の日本を救う
川勝平太
p76
我が絵の値段は一〇〇両なり! 世のため、人のために報酬を求めた画僧・月僊
松山泰久
p68
謎に迫る
北方中国の「龍族」に追われた長江の「太陽族」
安田喜憲
p59
恋さまざま野茨草紙
その十四 恋する罪びと
田辺聖子
p56
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
コラム4 石田三成を歩く・佐和山

p54
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
コラム3 直江兼続を歩く・米沢

p52
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
「いまの自分」からの再出発 兼続のリーダーシップが語るもの
田中真澄
p46
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
コラム2 越後人・兼続と近江人・三成
河島順一郎
p44
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
天下分け目の決戦 それでも立たねばならない時もある
難波利三
p40
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
ビジュアルデータ こうして作られた石田三成のネットワーク 関ケ原以前の西軍諸将とのかかわり

p38
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
「士」は「己」を知る者のために死す 島左近が三成に見たもの
嶋津義忠
p34
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
コラム1 攻めながら退く 直江兼続の戦い方
河島順一郎
p33
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
二人の心を結びつけたものは何か
戸部新十郎
p28
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
師は上杉謙信と豊臣秀吉
小和田哲男
p22
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
年表 直江兼続と石田三成の人生

p21
特集1 直江兼続と石田三成 「筋を通す男」の生き方
天下に示した「武士の意地」
童門冬二
p16
にっぽんのたたずまい 23
福岡県・門司
浅井愼平
p9
歴史街道への招待 24
井伊直弼 文武両道を極めた若き日――滋賀県彦根市

p6

歴史街道

 「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。