株式会社高栄ホーム 代表取締役 北井 博 様

滋賀県大津市にある高栄ホーム様は、宅地開発や住宅建設など、住環境をトータルにサポートする総合不動産企業です。なかでも、「バードタウン」と名づけた独自の分譲住宅事業は、創業から38年間で1600棟以上を供給し、大津市ではナンバーワンの実績を誇ります。
地域社会があっての不動産業。その恩返しの一つとして、月刊誌『PHP』を地域の学校に贈呈されています。社長の北井博様に、事業にかける思いや『PHP』の印象をうかがいました。

突然の事業継承

最初に、社長就任当時のことについてお尋ねしました。

Q 社長に就任されたのはいつですか。

A 高栄ホームの前身は、当初は父が昭和30年に司法書士を開業し、その後昭和55年に創業した高栄産業というビルメンテナンス業がメインの会社でした。ところが創業の翌年、父が脳梗塞で急逝したのです。52歳でした。ゆくゆくは私が後を継ぐことになると思ってはいましたが、当時はまだ24歳。まさかそんなに早くこの役目がくるとは思っていませんでした。

Q 突然のことで、大変なご苦労をされたのではないでしょうか。

A 右も左もわからない状況で、苦労を感じる余裕もありません。とにかく今日一日をどうするか、それだけで精いっぱいの日々でした。

Q 住宅・不動産業に進出されたきっかけは?

A メンテナンス業だけでは事業に限界を感じていました。そこで、いわゆる「宅建」の資格を取得し、不動産業を事業の柱にしていきました。するとあるとき、知り合いの工務店社長から建売住宅の案件が持ち込まれ、それをきっかけに住宅販売も手がけるようになったのです。これが軌道に乗り、建売部門を分社化して高栄ホームを設立しました。その後に宅地開発の案件が入ってきて宅地開発事業に乗り出しました。

先代の父から受け継いだ「信用第一」

次に、社長様の経営に対する考え方をお話しいただきました。

Q 事業を進めるうえで大切にされてきたことは何ですか。

A 父とともに働くことができたのはわずかな期間でしたが、その間に学んだことは「信用の大切さ」と「継続は力」です。宅地開発は扱う金額が大きいので、銀行からの借り入れが不可欠。その際、信用がなければ融資は受けられません。

Q 信用はどのように築いていけるものですか。

A 「人との約束を守る」「正直に生きる」「人から受けた恩を忘れない」など、人間として当たり前のことを当たり前に実践すること。質素倹約を心がけ、きちんと利益を積み上げること。取りかかった事業を最後まで着実にやり遂げること……こうした地道な努力の積み重ねで、信用はやっと築かれるものだと思います。ですから、一つひとつのプロジェクトを大事に遂行してきました。

Q 先代であるお父様の思いを受け継いで事業を行なっていらっしゃるのですね。

A 私たちがいい仕事をすれば、お客様に喜ばれます。その姿勢がやがて周囲の皆様にも理解していただけるようになり、地域の中に形として残ります。私たちの仕事は、地図に残る仕事。信用を築くことで、街づくりにも貢献できることをうれしく思います。

お客様の笑顔をプロデュース 

続いて、高栄ホーム様の事業の強みについてお聞きしました。

Q 「信用」をベースに、具体的にはどのような点が地域から支持されているのでしょうか。

A 県内1600区画に及ぶ「バードタウン」は、宅地開発から販売、設計、施工、メンテナンスまで、一貫して自社で行なっています。地域密着企業だからこそ、入居後のアフターサービスも安心してお任せいただけます。お客様の暮らしの安心を末永くサポートできるのが、当社の強みの一つと言えます。

Q お客様のニーズはどのように反映されていますか。

A たとえば当社には、子育て中のお母さんの声を生かした「ママコレの家」というブランドがあります。実際にお母さんたちに集まっていただいて座談会を開き、寄せられた意見やアイデアを徹底的に採り入れました。雨の日の室内干しに便利な「ホスクリーン」や、ベビーカーを玄関に収納できる「土間収納」など、皆さん方のお声から標準装備したアイテムがいくつもあるんですよ。安心安全に暮らしていただけるため、開発団地には全て標準で、各戸に灯り(常夜灯)と緑と関電SOSのセキュリティシステムを搭載しています。

Q 住む人の立場に立った家づくりを進めていらっしゃるのですね。

A 住まいづくりは、お客様の夢です。お客様が、快適で、心豊かに過ごせる住まいを提供したい――これが私たちの願いです。お客様の笑顔をプロデュースするために、いつも「お役立ち」の精神で取り組んでいます。

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本社1階には植栽やインテリアの提案も兼ねた「家カフェ+ガーデン」を併設

 

地域への恩返しとして『PHP』を贈呈

最後に、『PHP』の活用方法やご感想についてうかがいました。

Q 『PHP』にはどのような印象をお持ちですか。

A 平易な文章の中にも、いつも心に残る言葉があります。また、社会で活躍するさまざまな立場の方々が登場し、多様なものの見方を知ることができます。視野を広げ、心を養い、脳に刺激を与える、とてもいい雑誌ではないでしょうか。

Q どのような思いで学校に贈呈されていますか。

A 私たちは地域によって生かされている会社ですので、ご恩返しの一環として贈呈しています。何でもスマートフォンでできるような時代になって、最近の子どもたちには人間的な関わりが希薄化しているように思えてなりません。いつの時代も大切な人と人とのふれあいや、素直な心の大切さなど、少しでも学んでもらえたらと願っています。

Q 北井社長様の思いと『PHP』は一致するのですね。

A 私の好きな言葉は「一日一生、一生青春、一生勉強」です。今日一日の命と思って目の前の仕事にもプライベートにも最善を尽くす。与えられた命に対して感謝の気持ちを忘れず、恩に報いるような生き方をする。そんなことを、これからも伝えていきたいと思っています。

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「『PHP』には私が日々大切にしたいと考えていることが書かれています」と語る北井社長様


インタビューにご協力いただいた高栄ホーム様、ありがとうございました。

※企業名、お役職は取材当時のものです。

【会社概要】

社  名  株式会社高栄ホーム

設  立  1991年

業  種  住宅建設・不動産

代 表 者   代表取締役 北井 博 様

従業員数  56名

所 在 地    滋賀県大津市

U R L   https://www.21kouei.com/

記事作成日:2018年9月14日

 

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