編集後記

★「いい靴はあなたをいい場所へと連れて行ってくれる」というヨーロッパの言い伝えがあるそうです。実際、自分に合ったお気に入りの靴ならどこまでも歩けそうな気がします。今月号の『PHP』が「いい靴」になれたらうれしいです。(丹)
★「歩きだそう」という特集で雑誌を制作しながら、「最近、新しいことをやっていないなあ」と自分のことを反省しました。でも、内多勝康さん(30頁)のように転機が突然やってくることもあるかもしれません。変化の一年にしていこう。(桑)
★京都市の西の端にある大原野の工房まで、松本明慶さんの取材に行ってきました(56頁)。トビラの写真で明慶さんの背後に見える巨大な仏像は、じつは現在制作中の大仏の二分の一の縮小模型! 完成まであと七年かかるそうです。(横))
★毎号どこかに布が出てくる東直子さんの連載(76頁)では、朝の空を集めた色の布に、想像力をかきたてられました。ふわふわの枕にうずもれたい......とうっとりとひたり、牧野千穂さんの挿絵から結びの短歌まで目が離せません。(隈)
★見慣れた景色でも新鮮な新春。家族そろって、一人静かに、旅をしたりと、いろいろな過ごし方がありますが、今年の冬は今このときだけ。そんな気持ちを大切にしたいと思います。みなさま、この一年もよろしくお願いいたします。(窪)

歩きだそう その一歩が、道をひらく

2302Pcover.jpg ゆっくりでもいい、歩幅が小さくてもいい。 自分の足で地面を踏みしめていけば、きっと選んだ道はまちがいではなかったと思えるはずです。 行動に移すためのヒントや自分が変わったきっかけなど、さまざまな経験談をご紹介します。

月刊「PHP」最新号はこちら

定期購読はこちら(送料無料)