がんを抱えて、自分らしく生きたい
発売日
2019年05月28日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-84307-0

がんを抱えて、自分らしく生きたい
がんと共に生きた人が緩和ケア医に伝えた10の言葉

著者 西智弘著 《緩和ケア医》
主な著作 『緩和ケアの壁にぶつかったら読む本』(中外医学社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 がんを抱えて、これからどう生きたいですか?――がんと共に生きた人が緩和ケア医に伝えた10の言葉を元に綴られる魂の伴走の物語。



 医師は患者が知らない世界を知っていて、患者は医師が見えない世界が見えている。絶望の中で生きることを一緒に考えてくれたのは、緩和ケアの医療者だった。――写真家・幡野広志 推薦

 この本は、がんという病を抱えてどう生きていくのかについて考える本だ。しかし著者は、がんを抱えて、自分らしく生きたいと願うなら、医師に頼るべきではないと言う。何が、あなたの生きる力を高め、そして逆に奪っていくのか――。本書に散らばった、たくさんの言葉とその背景にある物語が、そのことを明らかにしていく。抗がん剤の専門家、そして緩和ケアの専門家として、年間4000件の生と死を見つめてきた医師が試みる魂の伴走の物語。患者たちが医師に遺した「言葉」と「物語」から読み解く、がんを抱えて、自分らしく生きるための要諦がここにある。