大江戸暮らし
発売日
1999年10月21日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-60807-5

イラスト図鑑
大江戸暮らし
泣いた! 笑った! 江戸庶民の素顔と風俗

著者 大江戸探検隊編著
税込価格 1,595円(本体価格1,450円)
内容 ゆったりしているようでせっかち、そんな江戸の人々は毎日の生活を楽しんで生きていた。江戸の日常をイラストでおもしろく読める一冊。



 いま、江戸の暮らしが注目されている。現代にくらべると、不便そうな生活が、なぜ見直されているのだろうか。それは江戸の生活が、とても自然体であるからだ。日の出とともに行動し、日没とともに休む、人間的なリズムをくずすことなく暮らしている。その中で現代人と同じように、本を読み、季節ごとの行事を楽しみ、流行の着物に目をうばわれる。時間の使い方の上手い江戸人は、現代人の見習うべきところだ。 また、江戸時代には知られざる事実が多数ある。たとえば消防組織。火事の多い江戸には四十八組もの消防隊があったが、消火消防ではなく、延焼をとめるための破壊消防であり、彼ら火消の活動費用は各町内持ちであった。それ以外にも、江戸の暮らしには、驚くような事柄がたくさんある。本書はそうした江戸庶民の暮らしをイラストで説明し、年代を問わず読める一冊となっている。現代人の毎日の暮らしにも参考になることが満載の本!