書籍

- 発売日
- 1998年10月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57120-1
島津斉彬
時代の先を歩み続けた幕末の名君
著者 | 加藤 惠 著 《作家》 |
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主な著作 | 『平将門』(新人物往来社) |
税込価格 | 713円(本体価格648円) |
内容 | 西郷隆盛、大久保利通らを見出し、幕末の政局に大きな影響を与えた薩摩藩主島津斉彬。優れた先見性と政治手腕を兼ね備えた君主の生涯。 |
『維新の三傑』の一人西郷隆盛が「お天道様(太陽)の如きお方」と生涯敬慕し、時の幕府老中阿部正弘や、名君と呼ばれた諸侯たちも、こぞってその見識を称賛したのが、幕末薩摩藩主の島津斉彬である。 しかし、後世の史家にも「幕末の名君」と讃えられる名声の影に、父との激しい相剋が隠されていたことはあまり知られていない。 斉彬は、対幕府政策や藩政に対する信念のぶつかりあいから、父斉興と長年にわたり相剋を続けた。そのため家督を相続したのは40歳を過ぎてからであり、その過程には派閥を巻き込んだ数々の騒擾事件もあった。 実は、薩摩藩では、斉彬の曾祖父重豪から藩主四代にわたり、父子の間で相剋が続いていた。本作品においては、斉彬に最も多くの影響を与えたと言われる重豪の生涯に焦点を当てることで、斉彬の人物像をより深く浮かび上がらせている。 「三百諸侯中で英明第一」という賛辞に隠された真実の姿を描いた書き下ろし歴史小説。
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