ゼロ戦20番勝負
発売日
1999年08月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57301-4

ゼロ戦20番勝負

著者 秦 郁彦編 《戦史研究家、日本大学教授》
主な著作 『昭和史の軍人たち』(文春文庫)
税込価格 681円(本体価格619円)
内容 戦記ファンに絶大な人気を持つ“ゼロ戦”。その魅力を最も伝える戦いのドラマ・名場面を20厳選し、ノンフィクションタッチで再現する。



 太平洋戦争時、日本の航空技術の粋を集めて生み出され、「世界に冠たる戦闘機」として名を馳せた、ゼロ戦。その搭乗員たちは、愛機とともに、激しい戦場の中で、数々の名勝負を演じた。その戦いとは? そこで繰り広げられたドラマとはいかなるものであったのか。本書では、未だ絶大な人気を持つゼロ戦が主役となった名場面を20話厳選して伝える。ファン待望のドキュメントである。 内容は、
●重慶上空の初陣 
●われ真珠湾奇襲に成功せり 
●雲中に没した「空の要塞」 
●珊瑚海で母艦を守り抜く 
●一日で十機撃墜 
●ガ島上空の長い一日 
●貴公子、南漠の空に散る 
●南太平洋海戦の端鳳零戦隊 
●無念、山本長官機を守れず 
●ダーウィン上空スピットファイアとの血闘 
●ラバウルの暴れん坊 
●海南島上空の怪童 
●われ「七面鳥」に非ず 
●三号爆弾の火球がB24を包んだ 
●神風特攻隊敷島隊長の突撃 
●終戦の日の決闘……など各話とも必読。