書籍

- 発売日
- 2000年01月05日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57357-1
天海
徳川三代を支えた黒衣の宰相
著者 | 中村 晃著 《作家》 |
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主な著作 | 『児玉源太郎』(PHP研究所) |
税込価格 | 692円(本体価格629円) |
内容 | 徳川家康、秀忠、家光のブレーンとして絶大な信頼を得ていた、黒衣の宰相・天海。その数奇な生涯を描き上げる、長編歴史小説。 |
「天海僧正は、人中の仏なり、恨むらくは、相識ることの遅かりつるを」??初対面の時、徳川家康をして、そう言わしめた、傑僧・天海。彼は、家康・秀忠・家光の三代にわたって、湧くがごときその知で信頼をよせられ、好遇を受けた、最高のブレーンであった。草創期、未だ不安定であった徳川政権の基盤を固めて行くにあたり、常に将軍のかたわらで、大参謀的な役割を果たした、「黒衣の宰相」。しかし、その背後には、さまざまな謎も残されている。「天海僧正は、明智光秀が生き残り、姿を変えた者だったのではないか」……などという、歴史のイフ的なものから、「徳川政権内での重んじられ方や、朝廷に対する影響力の大きさから見て、高貴な出自の者だったのではないか」……というような、“高貴落胤説”まで、彼の前半生においては、わからないことが数多い。そのような極端な説を排しながら、“ブレーン”としての天海像を描き上げた、力作長編歴史小説。
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