書籍

- 発売日
- 1999年03月19日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60514-2
秋山真之
日本海海戦の名参謀
著者 | 中村 晃著 《作家》 |
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主な著作 | 『直江兼続』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,925円(本体価格1,750円) |
内容 | 日露戦争が勃発すると、日本海海戦で妙策を提案、みごとロシアのバルチック艦隊を撃滅した秋山真之。その気骨と人間味あふれる生涯。 |
今、高橋是清の経済政策が注目をあびている。長引く不況を反映して、経済大国・日本の礎を築いた人間が見直されているからであろう。この是清の教えを受けたのが他ならぬ秋山真之であった。この時期の日本には異様な熱気があった。是清はもちろんのこと、外相・小村寿太郎,海軍を率いる東郷平八郎など、気骨あふれる明治の男たちがキラ星のごとく輩出したのである。 海軍参謀・秋山真之は奇人と言われていた。頭はすこぶる良かったが、放屁や間食などの奇行が目立つ存在だった。おそらく現代社会、あるいは昭和の海軍であったら、このような組織になじまない人間は、軍隊から排除されていたであろう。しかし、明治の海軍は違った。素行はどうあれ、優れた頭脳を登用するだけの度量が当時の社会にはあったのである。 日露戦争を契機として、それほど馬鹿にされていた日本は、一躍西洋先進国と肩を並べる国になった。それを成したのが秋山や明治の男たちだった。
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