はじめての部下指導
発売日
2000年08月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57436-3

はじめての部下指導
ほめ方・叱り方から仕事のまかせ方まで

著者 国司義彦著 《株式会社JMC能力開発センター代表取締役》
主な著作 新・定年準備講座』(PHP研究所)
税込価格 482円(本体価格438円)
内容 部下に対する上司のあるべき姿とは? 正しい仕事の教え方・まかせ方とは? 部下育成の悩みに答え、頼れる上司になるための指南書!



 自分らを「ジコチュー」と呼ぶ、考え方も育った環境も違う若い世代の社員を職場に迎えた時、上司としていったいどのように指導すればよいのだろうか?

 著者は、そんな若者を叱る時にもTPOを守らなければならないという。それは非常事態、緊急事態では、その場で叱る、職場全体に注意したい時は、名前は出さずみんなの前で叱る、個人的な問題などについては、本人を別室に呼んで一対一で話し合う、の三つである。

 本書は、このように具体的に事例を挙げながら、上司のあるべき姿を示唆している。上司の基本的な心構え、仕事の教え方から、ヤル気にさせるほめ方、叱り方のタブー、さらには部下を成長させる仕事のまかせ方まで、広範囲にわたって要領よく解説をしてくれる。主任や係長となり、まさにはじめて部下を指導する立場になった読者にとっては、何より自信につながるアドバイスが得られるに違いない。

 頼れる上司になるためには、最も適した指南書である。