書籍

- 発売日
- 2001年02月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57509-4
知ってるようで知らない日本語
著者 | 柴田 武著 《東京大学名誉教授、言語学者》 |
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主な著作 | 『生きている日本語』(講談社) |
税込価格 | 713円(本体価格648円) |
内容 | たとえば[秋波]って、どんな波? ふだん何気なく使っている言葉の本来の意味や語源を楽しく解説。眼からウロコが落ちる日本語雑学。 |
「小春びより」とは一体いつのことをいうのか。あるいは、雲一つない晴天を「日本晴れ」というが、どうして「日本」なのか。さて分かりますか? ふだん何気なく使っている日本語でも、このように改まって訊ねられると、意外と答えられない言葉は多い。そんな知ってるようで知らない語句を、本書は楽しく解説するものである。
語句は、二つの方向から取り上げている。一つは、これはどんな意味?という語句である。たとえば「緑の黒髪」という語句がある。髪を修飾するのに緑と黒という色の矛盾はどう理解したらよいのか、という場合。もう一つは、前述の「日本晴れ」のように、語句の意味は分かっていても、なぜ「日本」というのか、という場合である。いずれも、語句ができた背景にまで遡って解説しなければならず、言わば、日本語の語源辞典でもある。
堅苦しい説明はさけ身近な例を使って易しく解説してあり、読めばつい人に話したくなる楽しい辞典である。
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