「会社経理」なるほどゼミナール
発売日
2001年02月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57519-3

「会社経理」なるほどゼミナール
身近な事例で「会社の数字」が楽しくわかる

著者 陣川公平著 《公認会計士、税理士》
主な著作 よくわかる会社経理』(PHP研究所)
税込価格 565円(本体価格514円)
内容 株と会社の関係は? 貸借対照表、損益計算書から何がわかる?など、会社経理をめぐる素朴な疑問がスラスラわかる入門書の決定版!



 「経理」というと、数字が苦手な人は名前を聞いただけで敬遠しがち。しかし、基本的なしくみさえわかれば、けっして難しいものではありません。仕入れる、作る、売るなど、会社の活動はすべて数字で表されますが、経理とはつまり、そのための方法と約束事のことなのです。

 本書では、入社後6年、メーカー勤務の若手社員・山田君が登場します。ふとしたきっかけから初めて株を買った山田君は、株価の変動に興味を持つうち、徐々に会社経理の基礎知識を身につけていきます。株主に送られてくる「事業報告書」が読めるようになると、貸借対照表・損益計算書といった決算書のしくみ、会社の税金と監査、財テクや経営分析の基本にまで勉強が進みます。読者は、山田君と一緒になって驚いたり感心したりしながら、いつのまにか経理の全体像が理解できるのです。

 専門的な言い回しをできるだけ避け、身近な事例から経理の基本がわかるように工夫されたユニークな入門書。