書籍

- 発売日
- 2001年06月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57573-5
真珠湾奇襲・ルーズベルトは知っていたか
著者 | 今野 勉著 《武蔵野美術大学教授》 |
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税込価格 | 901円(本体価格819円) |
内容 | 「ルーズベルトは真珠湾奇襲を知りながら謀略的に黙過した」という説を、関係者への詳密な取材により、客観的に探究した焦眉の一冊。 |
「第二次世界大戦時のアメリカ大統領・ルーズベルトは、さまざまな方面からの情報によって、日本の真珠湾攻撃の意図を予知していたが、あえてこれを黙殺し、攻撃を決行させ、自国の参戦を国民に促す決定的なファクターとして利用した」……という謀略説が、これまで数え切れないほど発表され、現在においても、激しい議論が展開されている。ちなみに、つい最近の事例では、アメリカのジャーナリストである、ロバート・スティネット氏が上梓した本が話題になっている。
日本人研究者の中にも、いろいろな立場から、これらの説を支持する人々も多いが、どうも“奇襲”を正当化しようとの下心が観え見えの論議が多く、信頼性が薄い。
本書は、10年前に著者が、同名タイトルのテレビ・ドキュメンタリーを製作するにあたり、現地や、謀略説を主張する当人の取材を徹底的に行ない、そこで得られた、現段階における「最大公約数的結論」を記したものである。
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