書籍

- 発売日
- 2002年01月07日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57638-1
カルロス・ゴーンは日産をいかにして変えたか
著者 | 財部誠一著 《経済ジャーナリスト》 |
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主な著作 | 『松下電器に明日はあるか』(PHP研究所) |
税込価格 | 461円(本体価格419円) |
内容 | 21,000人の人員整理を柱とする再建計画を実行し、黒字転換に成功したゴーンを通して真の経営者とは何かを問う渾身のドキュメント。 |
誰がここまで早い日産の復活を予想したろうか。もちろん日産のリストラクチャリングは未だ継続中であり、2001年3月期の連結決算での経常利益2823億円は、その表われの一つに過ぎない。取引部品会社数を1145社から600社に半減する、従業員21000人の人員整理など、ゴーンが日産リバイバルプランとして掲げた、凄みに満ちた計画は、日本の経営者にショックを与えた。
本書は2年前に刊行されたものに、その間のゴーンの実績を新たに加えたものだが、第5章にあたるその部分が、著者の経営者論にもなっており一際興味を惹く。いわく「コストカットで再生した企業はない」「経営はskillではなく、willである」……。
構造改革が叫ばれるなか、トップに立つ一人の人間によって企業はここまで変身可能なのである。経営に携わる者、必読の一冊と言ってよい。リズム感ある文章が名門再生の臨場感を際立たせている、ドキュメントの秀作である。
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