書籍

- 発売日
- 2002年03月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57706-7
「論語」の人間問答
登場人物のエピソードで読む
著者 | 狩野直禎著 《京都女子大学名誉教授、前同大学学長》 |
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主な著作 | 『「韓非子」の知恵』(PHP研究所) |
税込価格 | 755円(本体価格686円) |
内容 | 不朽の古典『論語』は、孔子と対話した人々の人間味あふれる逸話の宝庫でもある。顔回らの高弟から諸侯まで、人物ごとに味読する一冊。 |
孔子と弟子たちの言行を集録した『論語』は、たんに教訓めいた言葉をならべた箴言集ではない。ときに厳しく、ときにやさしく、ときに愚痴めいた本音を弟子に漏らす孔子。弟子たちの方も、虚心坦懐に「仁」や「礼」を問うかと思えば、師の矛盾を鋭く突くこともある。まさに丁丁発止の師弟の対話をみずみずしく描いた文学作品でもあるのだ。しかし、全二十篇におよぶ『論語』のなかで、孔子以外の人物は飛び飛びに登場してくるに過ぎず、その個性や人間味までを把握するのは難しかった。
本書は、『論語』の逸話を登場人物ごとにまとめ直し、孔子と対話した人々や孔子が人物評を残した人々について、めいめいの個性が際立つようにまとめたユニークな論語読本。最愛の弟子・顔回、勇を好んだ子路、商才に長けた子貢らの有名な弟子たちから、一度しか名前が登場しない隠者までほとんどすべての人物を網羅している。不朽の古典『論語』の新しい楽しみ方に出会える一冊。
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