日本経済「マル秘」法則
発売日
2002年06月03日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57749-4

日本経済「マル秘」法則
景気・業界から経営・出世まで驚きの事実

著者 エンサイクロネット著
主な著作 「日本経済」なるほど雑学事典』(PHP研究所)
税込価格 545円(本体価格495円)
内容 景気が悪くなるとなぜかボウリング場が混雑する!? 過去の日本経済の動きをつぶさに観察して導き出した「マル秘」法則をドッと紹介。



 おしぼりを出す店はつぶれない! トイレに金をかけた店は当たる!! いわれてみれば、そうかもしれないという、日本経済の「法則」が、本書にはギッシリつまっている。

 なぜ風が吹くと桶屋が儲かるのか。日本人の何人がこの「法則」の成立事情を説明できるだろうか。本書に出てくる「法則」は、まさにこの類のもの。だが、解説を読むと「なるほど」と思わず頷いてしまう。

 例えば、「雨が降ると夕刊紙の売上は10%落ちる」という法則。サラリーマンといえばスーツ姿に、片手にカバンが一般的。ところが雨が降ると、傘を持つことになる。満員電車でカバンと傘をもって、新聞を開くのは面倒だ。したがって、上の「法則」が成立する、というわけだ。

 「ゴールデンウィークに雨が降ると、ビールの新製品が売れなくなる」「社葬を仕切った総務部長は出世する」「長野県では日記帳がよく売れる」等々、これらの「法則」の成立事情を知りたい方は、ぜひご一読を!