「きょうだい」の上手な育て方
発売日
2002年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57760-9

「きょうだい」の上手な育て方
子どもの不満と親の不安をなくすために

著者 金盛浦子著 《臨床心理士、セラピスト》
主な著作 少し叱ってたくさんほめて』(PHP研究所)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 上の子が下の子にやきもちをやくのは、お母さんの愛情を求めているサイン。二人目からの子育てのコツ、豊かな家庭の築き方を教えます。



 子育ては、一人でさえ大変なのに、二人以上となると、経済的なこと、公平に育てられるかどうか、自分の時間が無くなってしまうのではないか、いろいろ心配や気掛かりが増えるものです。でも嬉しいことや安心なことだってたくさんあります。お母さんが上手に導いてやれば、兄弟姉妹がいることで、精神的タフさが身につくし、下の子の面倒をよくみるお兄ちゃん・お姉ちゃんに成長する姿も見られるのです。

 では、仲のよい「きょうだい」を育てる具体的な方法とはどのようなものでしょうか? たとえば、上の子が下の子にやきもちを焼いて意地悪をしたときには、お母さんの愛情を欲している証拠ですから、下の子と同じようにかまってやる、成績や運動神経などで子どもたちを比較せず、それぞれの持ち味を認める、下の子には、お下がり一つに対して新しい物一つくらいの割り合いで買ってやるなどです。

 賑やかで心豊かな家庭をつくるためのアドバイスがいっぱいの本。