書籍

- 発売日
- 2002年08月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57790-6
宇喜多直家
秀吉が恐れた希代の謀将
著者 | 黒部亨著 《作家》 |
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主な著作 | 『後藤又兵衛』、『松永弾正久秀』(PHP研究所) |
税込価格 | 859円(本体価格781円) |
内容 | 不遇の少年時代を乗り越え権謀渦巻く乱世を制して、要衝の地備前・美作の主となった直家の、数奇な生涯を人間味豊かに描く長編小説。 |
斎藤道三、松永久秀と並び戦国の梟雄と称される宇喜多直家。子の秀家は、後に秀吉に寵され西国を代表する大名に成長する。その礎を築いたのが直家であった。本書は、信長の中国攻めの先鋒であった秀吉も恐れたという希代の謀将の、数奇な生涯を綴る長編小説である。
備前国の守護代・浦上氏の重臣であった祖父・能家は、主家をよく守り立てる篤志家であったが、同僚の突然の裏切りによって、一家は離散の憂き目に遭う。死を前にした祖父に、不甲斐ない父に代わってお家再興を託された直家。追及の手を逃れるため、彼は備前福岡の地で不遇の少年時代を強いられるが、やがて、生母の執り成しで再び浦上家に仕えることになった。初陣で功を成し、念願のお家再興を果たした直家は、以後、権謀術数を弄して備前・美作の諸将を倒し、主家をも追放して山陽の要衝の地を制するのである。
不遇の身から一代で大名に伸し上がった男の本懐を、人間味溢れる筆致で描く力作。
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